だっちゅーの
お笑いコンビ・パイレーツの決めポーズとともに大流行したギャグ。この年の新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれ、子どもから大人まで真似をした。
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あの頃の世の中を、年単位で振り返る
1998年の流行語は、笑いと不安が同じ年に並んでいる。お笑いコンビ・パイレーツの「だっちゅーの」が年間大賞に選ばれてポーズごと真似され、38年ぶりの日本一に貢献した佐々木主浩の「ハマの大魔神」がプロ野球から広まった。一方で銀行が融資を絞る「貸し渋り」は長引く金融不安を、「環境ホルモン」は健康と環境への不安をそのまま言い表し、赤瀬川原平の著書から出た「老人力」は老いを前向きに捉え直す発想として支持された。政治からは「凡人・軍人・変人」が入っている。7月の自民党総裁選で田中眞紀子が小渕恵三・梶山静六・小泉純一郎の3人を評した言い方で、のちに3人とも首相か首相候補になったことで長く引かれる言葉になった。
お笑いコンビ・パイレーツの決めポーズとともに大流行したギャグ。この年の新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれ、子どもから大人まで真似をした。
横浜ベイスターズの守護神・佐々木主浩投手の愛称。38年ぶりの日本一に貢献した圧倒的な抑えっぷりから、この年の流行語として広く定着した。
本拠地の横浜スタジアム(写真は後年) 撮影: 横浜1978 / CC BY-SA 4.0, Wikimedia Commons
赤瀬川原平の著書から広まった言葉。もの忘れなどの老化を「衰え」ではなく前向きな『力』と捉え直す発想が支持され、流行語トップテンに入った。
7月の自由民主党総裁選で、田中眞紀子が候補の3人を評した言葉。小渕恵三を「凡人」、梶山静六を「軍人」、小泉純一郎を「変人」と呼び、この年の新語・流行語大賞トップテンに入った。
3人をこう評した衆議院議員・田中真紀子(写真は2012年) 文部科学省 / CC BY 4.0, Wikimedia Commons