1997年の流行語
1997年の流行語は、作品から出た言葉と個人の楽しみを指す言葉が並ぶ。渡辺淳一の小説と映画から広まった「失楽園」が大賞に選ばれ、みうらじゅんが広めた「マイブーム」や、庭やベランダで草花を育てる「ガーデニング」がトップテンに入った。一方で金融不安の年らしく橋本内閣の金融制度改革を指す「日本版ビッグバン」が、海外からはダイアナ元英皇太子妃の事故死をきっかけに「パパラッチ」が広く知られるようになり、前年からの「たまごっち」も残っている。
マイブーム
自分の中だけで盛り上がっている個人的な流行を指す言葉。イラストレーターのみうらじゅんが広めたとされ、その後も定着して使われ続けている。
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この言葉を広めたみうらじゅん(写真は2016年) 撮影: Dick Thomas Johnson / CC BY 2.0, Wikimedia Commons
たまごっち
前年からのブームが続いた育成玩具が、この年の流行語トップテンにも選ばれた。品薄や転売が社会の話題になったことを映し出す一語となった。
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品薄が続いたたまごっち(写真は後年) 撮影: Tomasz Sienicki / CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons
パパラッチ
有名人を執拗に追う報道カメラマンを指す言葉。ダイアナ元英皇太子妃の事故死をきっかけに世界的に注目され、日本でも広く知られるようになった。
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パパラッチに追われた末に事故死したダイアナ元皇太子妃(写真は1997年) 撮影: John Mathew Smith / CC BY-SA 2.0, Wikimedia Commons
日本版ビッグバン
橋本内閣が掲げた大規模な金融制度改革を指す言葉。銀行・証券・保険の垣根を崩す自由化を意味し、金融不安の年の空気を映してこの年の流行語トップテンに選ばれた。
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ガーデニング
庭やベランダで草花を育てる趣味を指す言葉。この年に一気に広まって流行語トップテンに入り、園芸用品の売り場が拡大するきっかけになった。
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