消費税が5%に引き上げ4月
4月1日から消費税率が3%から5%へ引き上げられた。買い控えや駆け込み需要が起き、後の景気低迷の一因になったとも指摘される節目となった。
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あの頃の世の中を、年単位で振り返る
1997年は日本経済の前提が崩れた年だった。4月1日に消費税が3%から5%へ上がって買い控えを招き、11月には四大証券の一角である山一證券が自主廃業を発表、北海道拓殖銀行の破綻も重なって「銀行や証券会社は潰れない」という神話が崩れている。同じ11月にはサッカー日本代表がジョホールバルでワールドカップ初出場を決めて深夜の中継に日本中が沸き、7月1日の香港返還、12月の京都議定書採択と国際的な節目も重なった。
4月1日から消費税率が3%から5%へ引き上げられた。買い控えや駆け込み需要が起き、後の景気低迷の一因になったとも指摘される節目となった。
7月1日、150年余りにわたる英国統治を経て、香港が中国に返還された。「一国二制度」のもとで新たな歩みが始まり、世界の注目を集めた。
中国に返還された香港・ビクトリアハーバーのスカイライン(写真は後年) 撮影: Diliff / CC BY 3.0, Wikimedia Commons
11月、四大証券の一角だった山一證券が自主廃業を発表。北海道拓殖銀行の破綻も重なり、「銀行や証券会社は潰れない」という神話が崩れた。
11月、マレーシアでのイラン戦に延長の末に勝利し、日本代表がワールドカップ初出場を決めた。深夜のテレビ中継に日本中が沸いた一夜となった。
1997年11月16日、ジョホールバルでの日本対イラン戦の得点表示 撮影: ja:User:Fk / CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons
1月、日本海でロシア船籍のタンカー「ナホトカ号」が破断し、大量の重油が流出。日本海沿岸に漂着し、多くの市民が手作業の回収に加わった。
12月に京都で開かれた第3回気候変動枠組条約締約国会議で、温室効果ガスの削減目標を定めた京都議定書が採択された。地球温暖化対策の国際的な出発点となった。
京都議定書が採択された国立京都国際会館(写真は2007年) 撮影: Daderot / CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons