自分で自分をほめたい
アトランタ五輪で銅メダルを取った有森裕子がレース後に語った言葉。全力を尽くした自分を認めるフレーズとして、その年の流行語大賞に選ばれた。
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アトランタ五輪で銅メダルを獲得した有森裕子(写真は2008年) 撮影: Joi Ito / CC BY 2.0, Wikimedia Commons
あの頃の世の中を、年単位で振り返る
1996年の流行語は、スポーツと若者文化から半分ずつ出ている。巨人の長嶋茂雄監督が逆転優勝を言い表した「メークドラマ」が年間大賞に輝き、アトランタ五輪で銅メダルを取った有森裕子の「自分で自分をほめたい」が並んだ。若い世代からは安室奈美恵をまねる「アムラー」とコギャル言葉の「チョベリバ・チョベリグ」が広まり、政治の側では民主党結成をめぐる「友愛/排除の論理」が注目された。
アトランタ五輪で銅メダルを取った有森裕子がレース後に語った言葉。全力を尽くした自分を認めるフレーズとして、その年の流行語大賞に選ばれた。
アトランタ五輪で銅メダルを獲得した有森裕子(写真は2008年) 撮影: Joi Ito / CC BY 2.0, Wikimedia Commons
巨人の長嶋茂雄監督が逆転優勝までの戦いを表現した和製英語。劇的な展開を指す言葉として広まり、流行語大賞の年間大賞に輝いた。
この言葉を使った巨人・長嶋茂雄監督(写真は2021年) 大臣官房人事課 / CC BY 4.0, Wikimedia Commons
歌手・安室奈美恵のファッションをまねる若い女性を指す言葉。細眉・茶髪・ミニスカートに厚底ブーツというスタイルが全国に広がった。
「超ベリーバッド」「超ベリーグッド」を縮めたコギャル言葉。女子高生を中心に使われ、若者言葉のノリの良さを象徴する流行語となった。
民主党結成の過程で鳩山由紀夫が用いた言葉。誰と組み誰を外すのかという政治の駆け引きを象徴し、その年の流行語として注目された。
この言葉で知られた鳩山由紀夫(写真は2007年) 撮影: kagi rie / CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons
行き詰まった空気を言い表す言葉として広まり、新語・流行語大賞のトップテンに選ばれた。受賞者は沖縄県民大会で発言した高校生だった。