プリント倶楽部(プリクラ)
撮った写真がその場でシールになる、アトラスとセガが生んだ機械。女子高生を中心に爆発的なブームとなり、友達どうしで写真を交換する文化を生んだ。
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プリントシール機(プリクラ)の筐体(写真は後年の機種) 撮影: Brian Adler / パブリックドメイン, Wikimedia Commons
あの頃の世の中を、年単位で振り返る
1995年のヒット商品は、通信とデジタルへ一気に傾いた。7月に始まったPHS、数字で暗号のようなメッセージを送り合ったポケットベル、11月23日の日本語版発売で秋葉原に深夜の行列を作ったWindows 95と、6件のうち3件が人と人をつなぐ道具である。残る3件も、その場で写真がシールになるプリント倶楽部、高額転売や「エアマックス狩り」まで生んだナイキ エアマックス95、国内ハード販売台数が100万台に達したMDと、いずれも若者が引っ張ったブームだった。
撮った写真がその場でシールになる、アトラスとセガが生んだ機械。女子高生を中心に爆発的なブームとなり、友達どうしで写真を交換する文化を生んだ。
プリントシール機(プリクラ)の筐体(写真は後年の機種) 撮影: Brian Adler / パブリックドメイン, Wikimedia Commons
グラデーションの配色と厚いエアユニットで人気が沸騰したスニーカー。品薄から高額転売や「エアマックス狩り」まで生み、社会現象となった。
携帯電話より安い料金で始まった簡易型の携帯電話サービス。軽くて通話料も手頃なことから、若者や学生の連絡手段として一気に広がった。
1990年代後半に普及したPHS端末(日本) 撮影: Marus / パブリックドメイン, Wikimedia Commons
11月23日の日本語版発売には秋葉原に深夜の行列ができた基本ソフト。スタートボタンで操作するパソコンが、一般家庭にも普及する転機となった。
Windows 95 のインストール用CD-ROM(写真は英語版パッケージ) 撮影: Pedro Cambra / CC BY 2.0, Wikimedia Commons
数字で暗号のようなメッセージを送り合う小型の受信機。「ベル友」という言葉も生まれ、女子高生を中心にコミュニケーションの主役となった。
NTTのポケットベル端末(写真は展示品) 撮影: Momotarou2012 / CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons
ソニーが実用化した録音できる光ディスク。1995年に業界全体の国内ハード販売台数が100万台に達し、カセットに代わる音楽の持ち歩き手段として広がった。